2002-09-23 ArtNo.29778
◆中国/シンガポール/ブラジル産化学品に反ダンピング税
【ニューデリー】インド政府は中国から輸入される葉酸拮抗剤トリメトプリム(trimethoprim)に反ダンピング税を課した。
インディアン・エクスプレスが9月21日大蔵省の発表を引用し伝えたところによると、中国産トリメトプリムには、今年1月9日に遡ってキロ当たり19.71米ドルの税が課される。同品目にはこれ以前から暫定反ダンピング税が課されていた。
政府はまたルーマニア、シンガポール、南アフリカ、ブラジル、マレーシアから輸入される非環式アルコール(acyclic alcohol)、別名オキソアルコール(oxo-alcohol)と、インドネシアとタイから輸入されるクエン酸に、やはり反ダンピング税を課した。
非環式アルコールには、ノーマル・ブタノール/2エチル・ヘキサノール/ブタノール/サブトール/オクタノール/イソオクタノイが含まれ、来年3月4日まで税が課される。
インドネシアから輸入されるクエン酸にはトン当たり456.67米ドルが、タイから輸入されるクエン酸には同374.36米ドルが、来年2月25日まで課される。
一方、インド当局は、イランから輸入されるヘキサミンに対するダンピング調査を開始した。
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