2002-09-23 ArtNo.29774
◆Bajaj Electricals、エアコン市場参入検討
【コルカタ】地元の電気器具/家電メーカー、Bajaj Electricals Ltd(BEL)は、エアコン市場の急成長に触発され、来年の夏を目処にエアコン・ビジネスに参入する可能性を検討している。
インディアン・エクスプレスが9月21日報じたところによると、年商6700クロー(US$13.665億)のBajajグループの一翼を担うBELは、昨年4万ユニットのルーム・クラーを販売しており、エアコン市場参入は事業の拡張・総合化を意味する。BELのPS Tandon副社長によると、トップ管理層は間もなく、エアコン市場参入の時期とエアコンのアウトソーシング方式に関して方針を決めるものと見られる。
今年初6ヶ月間(2002/1-6)にLG Electronicsは14万2000台、Voltasは6万7000台、Samsungは4万6000台、Hitachiは4万5000台のエアコンを販売したとされ、インド・エアコン市場は前例のない活況を呈した。
年商417クロー(8505万/2002-02)のBELは、コンサルタント会社Accentureが昨年提出した報告に基づき、5つの戦略ビジネス・ユニット(SBU)-1)“電気製品部門”/2)“扇風機部門”/3)“照明器具部門”/4)“証明セット部門”/5)“エンジニアリング&プロジェクト部門”-を組織、目下事業の再編を進めており、赤字経営のダイカスト事業から撤退する可能性も検討していると言う。
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