2002-09-19 ArtNo.29749
◆バイク“フリードム”の成否が、黒字転換の鍵に:LML
【カンプール】マス・マーケットをターゲットにしたモーターサイクル新モデル“Freedom”の成否が、今年下半期に黒字転換が実現するか否かの鍵になっている。
ビジネス・スタンダードが9月17日伝えたところによると、LMLのDeepak Singhania重役(MD)は年次総会の席上、以上の見通しを語った。それによると、今年上半期までは、LMLのモーターサイクル市場カバー範囲は限られていたが、フリードムの発売で同市場の89%がカバーされた。フリードムは現在1日約300台販売されている。
LMLは、今後さらに韓国Daelim(大林)の技術支援下に開発したモーターサイクル・モデル、FortuneやRacer(125ccセグメント)、Piaggioステーブルの自動変速スクーター、Clipper等の発売を予定しており、これらは何れも4ストローク・エンジンを搭載している。LMLはまた向こう3年間に売上の10%を輸出で稼ぐ計画だ。
インド・モーターサイクル市場では、目下、ホンダ、カワサキ、Daelim(韓国大林)が、それぞれ地元パートナーと手を結びシェアを競っている。
LMLの2001-02年の二輪車販売は前年の20万7764台から17万2729台に縮小した。これに伴い売上額は前年の642.63クローから532.96クロー(US$1.087億)にダウン、純損失は41.29クローから68.61クロー(US$1399万)に拡大した。
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