SEAnews 1995-09-01 ArtNo.2974

【シンガポール】マイクロソフト社の新ＯＳ“ウィンドウズ95”は8月24日の発売開始以来、シンガポール国内で1万本以上が販売され、年末までにさらに数千本が売れるものと予想されている。
ウィンドウズ95の発売はパソコン(PC)製品の売れ行きにも恩恵を及ぼしており、ＰＣ販売業者らによると、ウィンドウズ95とアプリケーション・ソフトをプリインストールした機種の売れ行きが好調という。アドバンス・グラビス・コンピューターズのマネージャー、Ｈ.Ｗ.トン氏は、過去数日間だけで300～400本が売れ、ＰＣ本体の売れ行きも急増していると語る。ブルームバーグ・ビジネス・ニューズによると、発売開始から4日間で100万本が売れた米国では同ＯＳに不満を抱く一部購入者の返品や、サポート電話につながらないなどの苦情も出ているというが、マイクロソフト・シンガポールのＧＭ、ポール・ラベル氏によると、シンガポールでは順調にいっており、今のところ返品もないようだ。また、ユーザーの問い合わせは1日400件に倍増したが、対応可能という。(BT:8/31)