【ニューデリー】中央備蓄からの食料輸出成約量は今会計年度の目標額1500万トンを既に突破した。Food Corporation of India (FCI)は9月13日までに、輸出食料1518万6000トン(小麦842万482ﾄﾝ／米676万6289ﾄﾝ)の代金をトレーダーから受領した。
インディアン・エクスプレスが9月18日、政府発表を引用し伝えたところによると、トレーダーはこれまでに小麦821万1460トンと米527万6672トン、合計1348万8000トンを引き取った。今年通年の輸出量が現状レベルの677万トンにとどまっても、インドは世界最大の米輸出国として浮上、小麦と米の恒常的輸出国になるものと見られる。これまでにこれら品目の輸出により既に6656クロー(US$13.575億)の外貨を稼いだことになる。
Sharad Yadav食料相によると、食料輸出はここ数ヶ月急増しており、7月2日以降だけでも輸出業者はＦＣＩに米240万トンと小麦150万トンの代金を支払った。
小麦はバングラデッシュ、エジプト、インドネシア、クウェート、マレーシア、ミャンマー、フィリピン、カタール、シンガポール、韓国、スリランカ、スーダン、台湾、タイ、アラブ首長国連邦、ベトナム、イエメンを含む23カ国に、米はバーレーン、バングラデッシュ、エチオピア、インドネシア、イラク、象牙海岸、ケニア、クウェート、マレーシア、モザンビーク、ナイジェリア、フィリピン、サウジアラビア、シンガポール、ソマリア、南アフリカ、スリランカ、タンザニア、アラブ首長国連邦、イエメンを含む33カ国に、それぞれ輸出されていると言う。