2002-09-17 ArtNo.29736
◆Cosmo Films、IFCローンも導入しBOPP製造能力を拡張
【ニューデリー】インドにおける二軸延伸ポリプロピレン(BOPP:biaxially oriented polypropylene)薄膜の指導的製造業者Cosmo Films Ltd(CFL)は、世銀傘下のInternational Finance Corporation (IFC)から1000万米ドルの融資を認められた。
インディアン・エクスプレスとビジネス・スタンダードが9月10日、CFLのステートメントを引用し報じたところによると、IFCローンは2200万米ドルのBOPP薄膜製造能力の拡張計画に当てられる。これによりBOPP薄膜の製造能力は現在の年間3万6600トンから4万6600トンに拡大する。IFCは同拡張計画により、国際水準の経営基盤と国際競争力ある製品、そしてインドBOPP薄膜輸出の最大シェアを兼備した企業として浮上することになる。
BOPP薄膜は毒性を有せぬ、リサイクル可能な包装・ラミネーション材料として広く用いられている。(SEAnews:2002-06-10/2001-04-11等参照)
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