2002-09-17 ArtNo.29734
◆Ranbaxy、今年第4四半期に一連のバイオテック薬品発売
【ニューデリー】Ranbaxy Laboratories Ltd(RLL)は、中国のバイオテック大手Anhui Anke Biotech及び韓国のCheil Jedaugと、インターフェロン・アルファー2b、エリスロポエチン(erythropoetin:赤血球生成促進因子)、GCSF(顆粒球コロニー刺激因子)等の薬品をインド国内で独占販売することに関わるライセンス協定に調印、2002-03年第4四半期に一連の新バイオテック薬品を発売する。
エコノミック・タイムズが9月14日報じたところによると、RLLのBrian Tempest社長は同紙に以上の消息を語った。それによると、既存の製品ポートフォリオや予想される将来の製品等を含むケーパビリティーを、ロシアやキューバの企業とも比較した上、中国及び韓国の企業と契約を結ぶ方針を決めた。今年第4四半期にそうした製品のいくつかをインドで発売、その後さらに品目の拡大を図る。RLLは、インド国内におけるこれらの薬品のトレード・マークを所有する。
中国/韓国企業との提携はRLLのバイオテック市場開拓の新たなアプローチと言える。Tempest氏によると、既に無商標化した既存領域の研究を手がけるのは魅力が無く、RLLがバイオテック・リサーチを手がけるとすれば、新領域が対象になると言う。
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