【ニューデリー】インドの指導的筆記具メーカー、年商150クロー(US$3059万)のLuxorグループは、最近のホテル業参入に続き、瓶詰め湧泉(spring water)及び食品ビジネスに進出する計画だ。
エコノミック・タイムズが9月13日伝えたところによると、Luxor Writing Instruments LtdのD K Jain会長兼社長は同紙に以上の計画を語った。それによると、Luxorは東南アジア拠点の企業と瓶詰め湧泉の製造に関わる合弁もしくは技術協力交渉を進めている。交渉相手の企業名を明らかにすることはまだできない。
食品ビジネスについては、既に“Hazel”ブランドを立ち上げ、香辛料やドライ・フルーツ等の包装食品の発売を準備している。デリーや北部都市のホテル、航空会社、小売店舗への供給を通じ、Hazelブランドのテスト・マーケッティングを既に開始している。
D K Jain氏は、これ以前にHyatt GroupのSushil Gupta重役(MD)と50:50の対等出資で設立したLuxor Hotels and Resorts Pvt Ltdを通じ、今年3月にIndian Tourism Development Corporation (ITDC)からデリーのQutub Hotelsを買収した。同ホテルは公開入札にかけられたもので、合弁会社は35.7クロー(US$728万)で落札した。Sushil Gupta氏がの会長を、D K Jain氏が副会長を務めるLuxor Hotels and Resortsは、政府が今後入札にかける他のホテルにも応札する計画と言う。