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2002-09-17 ArtNo.29732
◆UB/S&N、新醸造施設の建設と既存工場の買収計画
【ハイデラバード】インド最大のビール会社United Breweries(UB)と年商60億米ドルの英系ビール会社Scottish and Newcastle(S&N)の合弁になるMillennium Alcobevは、北東諸州やオリッサ州及び西ベンガル州に新工場を建設するとともに、マドヤプラデシュ州とラジャスタン州では既存醸造施設の買収を計画している。
エコノミック・タイムズが9月14日報じたところによると、最近の一連の企業買収に続く、新合弁会社の拡張計画により、UBグループの醸造施設はインドの隅々に展開され、グループの市場支配が一段と強化される見通しだ。UBグループは現在既に、Millennium Alcobevの1500万ケースを含め、4900万ケースの製造能力を備えている。インド国内の醸造キャパシティーは1億1000万ケースと見積もられる。
Millennium Alcobevの采配を握るRavi Jain氏によると、事業拡張計画の投資額は500クロー(US$1.02億)、内190クロー(US$3875万)はS&Nにより拠出される。同社が既存施設の買収を計画するマドヤプラデシュ州には約4カ所に醸造施設が存在する。西ベンガル州ではCastle Breweryの施設を拡張するするとともに、新醸造所の建設も申請している。例えば12万5000ヘクトリットルのキャパシティーの新醸造所を建設するには25クロー(US$510万)の投資を必要とする。ラジャスタン州ではRajasthan Breweriesと交渉を進めている。ウッタルプラデシュ州ではMohan Gold Waterとの既存の醸造契約を継続することになる見通しだ。
UBとS&Nが各40%、Jain and managementが残りの20%を出資する合弁事業は幸先のいいスタートを切り、インド第3位の醸造会社になる見通しだ。UBとS&N両パートナーの強みを結合すれば、Shaw Wallaceの2倍の規模が望める。既に傘下に6醸造所を擁し、ハリヤナ州、マハラシュトラ州、タミールナド州、ケララ州に各1カ所、西ベンガル州にはCastle、アンドラプラデシュ州には最近買収したGMR Beveragesが存在する。Millennium Alcobevが手がけるブランドには、Zingaro/Sandpiper/Turbo/Bullet/Charger/Kalyani Black Label/Marco Poloが含まれる。
S&NはKronenbourg、John Smiths、Newcastle Brown Ale等の国際ブランドをインドで生産する計画で、UBはそのフラッグシップ・ブランドKing-fisherを製造する計画だ。UBは優先株(200クロー)と社債(50クロー)の発行を通じ、ビール醸造事業の一部を分離、合弁事業に注入する。社債が株式に転換されれば、S&NがUBの26%のシェアを握ることになると言う。
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