2002-09-17 ArtNo.29730
◆ヤマハ、通勤/デラックス・セグメント新バイク発売
【ニューデリー】Yamaha Motor India Pvt Ltd(YMI)は、コミューター及びデラックス・セグメントにおける成長と市場シェアの拡大を目指し、1ヶ月以内にモーターサイクル3モデルをお披露目する。
インディアン・エクスプレスが9月14日報じたところによると、YMIは親会社との新技術協力協定の下、125ccと110ccバイクを含む新モデルを発売する。YMIのSK Taneja重役(ED)によると、向こう2、3週間内に110CCモーターサイクル“Libero(仮名)”を発売、来年はエコノミー及びデラックス・セグメントの2モデルを発売する。110ccモデルの正式名称は未定だが、“Libero”がそのまま用いられる可能性がある。YMIはエコノミーとデラックスの2セグメントのみに照準を合わせており、後者モデルはHero HondaのPassion及びTVSのVictor等と競争することになる。
YMIは、モーターサイクル新モデル“YBA 125”及び“YBR 110”に関わる技術ノーハウ、知的財産、トレードマークを取得する代償として親会社にロイヤルティーを支払う。先ず頭金として1億9000万円を、また商業生産の開始後2年間に販売されるバイク1台につき17米ドルを、3年目からは1台につき20米ドルを親会社に支払う。YMIはこのほどインド政府に以上の支払いに対する認可を申請した。同協定の期限は政府の認可取得後10年。
最近発売した125ccバイク、Enticerは、当初1ヶ月間に5700台が販売され、特にデリーでは好調な売れ行きが記録された。YMIは今年(カレンダー・イヤー)35万台、2003年には42万5000台のモーターサイクル販売を目指していると言う。
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