2002-09-13 ArtNo.29705
◆RIL/L&T、セントラル・パイプライン請負レースから撤退
【ムンバイ】Reliance Petroleum Ltd(RPL)とLarsen & Toubro (L&T)は、Central India Pipeline (CIPL)プロジェクトの請負レースから撤退、この結果、Khemka一族に率いられるモスクワ拠点のSun Groupが唯一の入札者になった。
インディアン・エクスプレスが9月10日報じたところによると、CIPLプロジェクトには当初内外の企業13社が応札、事前審査を通過した上記3社は、今年2月にエンジニアリング/資材調達/建設契約に対する入札意向書(EOI:expressions of interest)を提出していた。やはり事前審査を通過したIndian Oil Corporation (IOC)はEOIの提出が求められた時点で、レース参加を見合わせた。
Petronet India Ltd (PIL)のKK Sinha重役(MD)によると、9月4日の締切までに、入札書類を提出したのは、Sun Groupのみで、RPLとL&Tは入札書類も提出せず、入札締め切りの延期も求めなかった。このためPILは、Sun Groupの提出した書類の審査にかかると言う。
入札者には技術入札(technical bid)と価格入札(financial bid)が求められており、PILは先ず、入札者が技術資格を満たしているかどうかをチェック、その後入札価格が検討される。価格入札の審査には別に1ヶ月を要する見通しだ。また実際の工事が開始されるのは、契約発注後6ヶ月してからのことになると言う。(SEAnews:2002-03-15,2001-09-27等参照)
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