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2002-09-10 ArtNo.29689
◆石油小売り各社、ブランド品販促に注力
【ムンバイ】石油製品の統制価格制(APM:administered pricing mechanism)が今年4月に撤廃された後、石油各社が独自の商標と価格でその製品を販売することがついに認められたことから、これまでペトロ/ディーゼルと共通の名称で呼ばれて来た最も代表的なコモディティーが、非コモディティー化し、各種の添加剤を調合された製品が続々登場している。
インディアン・エクスプレスが9月9日伝えたところによると、国営石油小売り会社3社-Hindustan Petroleum Corporation Ltd (HPCL)/Bharat Petroleum Corporation Ltd (BPCL)/Indian Oil Corporation (IOC)-は先月、それぞれ独自ブランドのガソリン/ディーゼル油を発売した。これらのブランド品の価格は、ノー・ブランド品に比べ10~15%高めだが、各種添加剤の調合により燃費、加速性、公害防止等の面で品質向上が図られている。またこうしたブランド品は、政府が最近採用を奨励するMPFI (multi-port fuel injection)エンジンにもマッチしている。
HPCLは“Power”と“Turbo Jet”ブランドのガソリンとディーゼルを、BPCLは“Speed”ブランドのガソリンを、IOCは“Premium”及び“Diesel Super”ブランドのガソリン/ディーゼルをそれぞれ発売した。
HPCLのNK Puriマーケッティング担当取締役は、「ブランド品の販売がガソリン/ディーゼル売上全体の25-50%に達するなら成功」と語った。IOCは全国に8600店(IBPのものを含む)、HPCLとBPCLは合計4700店の小売り網を展開、IOCは40%、BPCLは35%、HPCLは25%のシェアをそれぞれ占めている。
こうした中で、Reliance Industries、Oil and Natural Gas Corporation(ONGC)、Shell、Essar Oil等のプレーヤーも、それぞれ独自ブランド品を準備しているものと見られる。
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