【ムンバイ】中央銀行Reserve Bank of India (RBI)は、輸出を振興する狙いから、輸出志向ユニットが外貨収入を“輸出収入外貨勘定(EEFCA:exporter earners' foreign currency account)”に保管できる上限を、これまでの70%から100%に引き上げた。
ビジネス・スタンダードが9月7日伝えたところによると、EEFC口座スキームの下、輸出業者や他の外貨取得者は、取得した外貨の一部をインド国内の公認ディーラー(AD:authorised dealers)の下に保管することを認められているが、100%輸出志向ユニット、もしくは輸出加工区(EPZ)/ソフトウェア・テクノロジー・パーク/電子ハードウェアー・テクノロジー・パークの入居企業は、外貨収入を100%EEFC口座に保管できる。
これまでは特別ステータスを認められた輸出業者(status holder exporters)と海外の顧客に個人的にサービスを提供する専門資格保持者(professionals)のみに、外貨収入を100%EEFC口座に保管することが認められていた。