【ムンバイ】祝祭日シーズンを間近に控え、大部分のモーターサイクル製造会社は、ディーラー・レベルの在庫を拡大している。
ビジネス・スタンダードが9月7日伝えたところによれば、今年はモンスーンの遅れの影響が予想され中、各社の競争が新たなピークに達していることから、メーカーらは祝祭日シーズンに対する期待と不安を交差させている。二輪車メーカートップ4社中の3社、Hero Honda、Bajaj Auto、Yamaha Motor Indiaは既に、ディーラー段階の在庫レベルを通常の15日分から21乃至22日分に拡大している。これは祝祭日シーズンに生産/出荷を俄に拡大、急増する需要に応じるのは難しいため。
しかし、インド南部をベースにするTVS Motor Companyだけは、通常の15日分の在庫水準を維持している。これは最大の売れ筋モデル、Victorの生産が限界に達し、製造レベルにゆとりがなくなっていることを示唆するものと受け取られるが、同社のR Chandramouli副社長は、祝祭日シーズンの如何なる需要拡大にも応じる準備が整っていると自信を表明した。