2002-09-09 ArtNo.29666
◆政府、NalcoのADR発行問題を米証券取引委員会に照会
【ムンバイ】政府持分処分省(disinvestment ministry)は今週、米国の市場調整監督機関、証券取引委員会(SEC:Securities Exchange Commission)に、National Aluminium Company Ltd(Nalco)の米国預託証券(ADR)発行に関して問い合わせる。
インディアン・エクスプレスが9月7日伝えたところによると、政府持分処分省のPradip Baijal次官はPTI通信に以上の消息を語った。それによると、国内公募に関しては既にインド証券取引局(SEBI:Securitites and Exchange Board of India)のコンサルテーションを受けている。政府持分処分省は、国内及び国外における証券発行を規則に則って厳格に実行、如何なる障害の発生も回避することを目指している。
ADRの発行(20%)、国内における公募(10%)、戦略的投資家への売却(29.15%)のスケジュールや方式は目下、詰めが行われている。Nalcoは既に国内証取に上場されており、12-13のシェアは、政府以外のものにより所有されている。上記の売却手続きが完了すると、政府の持分は26%に縮小すると言う。
|