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2002-09-06 ArtNo.29662
◆Aurobindo、先進国ハイエンド・ジェネリック市場に照準
【ハイデラバード】Aurobindo Pharma Ltd (APL)は、規制の厳しい先進国市場におけるハイエンド・ジェネリック・ビジネスに照準を合わせるとともに、中国に設けた施設から原料を調達、向こう3年間に売上を2倍に拡大する計画だ。
インディアン・エクスプレスとビジネス・スタンダードが9月6日報じたところによると、APLはその年次報告の中で以上の計画を明らかにしている。APLの2001-02年の営業額は1052.40クロー(US$2.15億)、純益は68.51クロー(US$1397万)をマークした。PV Ramaprasad Reddy会長が株主に対する書簡の中で述べたところによると、同社はジェネリック市場に重心を移動、セファロスポリン(cephalosporin:セファロスポリウム属の不完全菌からつくる抗生物質)及び半合成ペニシリン製品を補強するとともに、特定の治療薬セグメントの開拓に力を入れる。
また規制の厳しい先進国市場向け薬品の製造を手がけるため15クロー(US$306万)を投じインド国内に建設中の新製剤ユニットは2002年12月までに完成、米国食品薬品局(FDA)の認可を取得した後、2003-04年から商業生産を開始する。
APLはMedpharmex USAの子会社Geravi Incと50:50の出資率で、800万~1000万米ドルを投じ、新会社Cephazone Pharma LLCを米国に設立、殺菌/未殺菌セファロスポリンを製造することで合意した。
APLはジェネリック市場進出の第1段階として、セファロスポリン/抗抑制薬/抗高血圧薬等、12薬品をリストアップしており、他社の特許権を侵犯せぬ製造プロセスを開発する標準的方式も確立した。これまでに14製造工程の特許権を申請、内2件が認可を得ている。また欧州市場進出を目指し、パリ条約(Paris Convention Treaty)に基づき別に4件の特許申請も行った。
中国ユニットから主要原料の6-アミノペニシラン(6-APA)を輸入する予定で、これによりコスト面で有利な地歩を築くことができると言う。
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