2002-09-06 ArtNo.29659
◆ソフトブリッジ、日印IT専門家の訓練目指しC-DACと提携
【プネー】シンガポール拠点のSoftbridge Solutions, Japanは、日本とインドの情報技術(IT)専門家に文化/言語訓練を施すため3日、インド政府傘下の先端的電算技術開発センター(CDAC:Centre for Development of Advanced Computing)と戦略提携を結んだ。
インディアン・エクスプレスが9月5日報じたところによると、同提携の下、C-DACは日本の学生や専門家のためにIT訓練コースを開設、ソフトブリッジはC-DAC卒業生のために日本語や日本語オペレーティング・システム、日本語プログラミングの訓練を提供する。ソフトブリッジはまたC-DACの“Linux clustering systems”やC-DACのオフショア開発面の能力を日本市場に売り込み、コスト効率の良い訓練拠点としてのインドの利点を宣伝する。
ソフトブリッジのPrashant Jain社長兼CEOによると、同社はインド・ソフトウェア企業の日本市場開拓のゲートウェイを務める。日本では2005年までにIT専門家30万人が不足する見通しだ。米国において7、8年前に同様の情況が生じた時、インドのIT専門家がギャップを埋めたが、日本でもそうしたことは可能である。C-DACのR K Arora常務理事(ED)によると、これはインドIT産業にとって日本市場開拓の絶好の機会と言う。
シンガポールを本拠地とするソフトブリッジは、東京にオフィスを有する他、マハラシュトラ州Puneに連絡事務所を設けている。
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