2002-09-06 ArtNo.29658
◆アダプテック、インドで開発した装置をインテルに売り込み
【ハイデラバード】記憶アクセス・ソリューション領域の主要プレーヤー、Adaptecは新製品インターネットSCSI(iSCSI:internet Small Computer Systems Interface)及びSerial ATAソリューションをIntelに紹介する。
インディアン・エクスプレスが9月6日伝えたところによると、Adaptec IndiaのA Raghunath重役(MD)は同紙に以上の消息を語った。それによると、米国親会社のソフトウェア支援下にアンドラプラデシュ州Hyderabadのインディアン・デベロプメント・センターで中核技術が開発されたiSCSI-to-Serial ATAシステムは、9月9-12日の間に米国で催されるインテル・デベロッパー・フォーラム会場でデモンストレートされる。同製品は、イーザーネット技術を用いマルチプル・サーバーを記憶装置に接続するiSCSI SANの一部分として機能する。サーバーは、アダプテック・ストーリッジ・アクセラレータ“ASA-7211”ホスト・バスト・アダプターを用いiSCSI SANに接続される。
インテルはローコストなSerial ATA記憶ネットワーキング技術に強い関心を寄せており、インテル製マザーボードに同製品を組み込む可能性を検討している。アダプテックはインテルが同製品を採用するものと信じている。なおロー・コストなSerial ATA記憶システムを通じ、アダプテックは中小企業市場に強固な足場を築くことができる見通しと言う。
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