SEAnews 2002-09-05 ArtNo.29648

【チェンナイ】世界のトップ2000企業の情報技術(IT)アウトソーシングを支援するカルナタカ州Bangalore拠点のneoITは、今年インドで10億米ドル相当のＩＴプロジェクトをアウトソースする計画だ。
ビジネス・スタンダードが9月4日報じたところによると、neoITは米国企業のためにソーシングの評価／交渉／実行／管理を引き受けている米国企業TPIの独占パートナーを務めている。ＴＰＩは500社以上の企業のために3000億米ドル以上のソーシング処理を引き受けている。
neoITの共同創設者でもあるAvinash Vashista重役(MD)によると、同社は今年インドのトップ10企業のために10億米ドルのアウトソーシングを引き受ける。既にトップ・インド企業2社と総額2億5000万米ドルのソーシング契約を結んだ。neoITは向こう5年間にこれら2社に2億5000万米ドル相当のプロジェクトを契約発注する。この他、ビジネス・プロセス・アウトソーシング(BPO)業界の複数の企業と、向こう5年間に金融サービス領域の2億米ドルほどのプロジェクトをソーシングする商談を進めている。向こう12ヶ月間には別に5億米ドル相当のアウトソーシング契約を結ぶ計画だ。neoITの顧客は、アウトソーシングのコストを大幅に引き下げ、オフショア・サプライヤーから手にする便益を拡大、リスクを引き下げることができると言う。