2002-09-05 ArtNo.29646
◆民間企業、国防産業進出目指し多業種コンソーシアム組織
【ニューデリー】インドの主要民間企業は、国防機器製造を目指し多業種コンソーシアムを組織する方針を決めた。これらの企業には、Larsen & Toubro/Mahindra Defence System/Tata/Godrej/Kirloskar/Tata Infotech/Tata Consultancy Services(TCS)/National Institute of Information Technology(NIIT)/Computer Maintenance Corporation Ltd(CMC)/Centre for Development of Advanced Computing(CDAC)が含まれる。
インディアン・エクスプレスが9月4日報じたところによると、インド産業連盟(CII:Confederation of Indian Industry)が中心になり組織されたコンソーシアムは国防研究開発機構(DRDO:Defence Research Development Organisation)の技術支援も受ける。CIIのS Sen副総務理事補(deputy director-general)によると、CIIは既に国内で製造可能な国防機器5品目のリストを作成、政府に提出している。
現在インド国軍により調達されている1万5000クロー(US$30.59億)の国防機器の内70%が輸入されており、国内で製造される30%に関しても多くの部品が輸入に依存している。国防産業市場が民間に開放されて以来8ヶ月を経過したが、これまでのところLarsen & ToubroとMahindra & Mahindraを含む民間企業が合計6件の提案を提出したに過ぎないと言う。
|