2002-09-05 ArtNo.29643
◆Bajaj Auto、8月のバイク販売36.4%アップ
【ムンバイ】地場二輪車大手Bajaj Auto Ltd(BAL)の8月のモーターサイクル販売台数は昨年同月の4万8015台から6万5475台に36.4%増加した。
ビジネス・スタンダード、インディアン・エクスプレス、エコノミック・タイムズが9月3日伝えたところによると、通勤者用デラックス・セグメント・モデル“Pulsar”の8月の販売台数も1万3000台と増勢を保った。
しかし、スクーター/モーペッドを含む二輪車全体の売上は9万6317台と、昨年同月の9万3258台に比べ僅か3.3%の伸びにとどまった。このことはモーターサイクル以外のセグメントが引き続き大幅な落ち込みを見たことを示している。同社は、他のセグメントの販売台数の詳細を明らかにしていない。
BALの三輪車販売台数は8月には1万7969台をマーク、昨年同月比17.7%の成長を見た。
二輪/三輪車の合計月間輸出台数は9046台と、昨年同期の2730台を231.4%上回った。
BALのSanjiv Bajaj副社長(財務)によると、今年10-12月の間にはエントリー/ユーティリティー/エグゼクティブ・セグメントのモーターサイクル各1モデルを新たに発売する。
今年第1四半期の二輪/三輪車販売は13-14%の成長を見た。これには三輪車16万台、モーターサイクル90万台、マニュアル変速スクーター36万乃至37万台が含まれ、残りは自動変速スクーターで占められた。目下のところ不順なモンスーンの影響はそれほど感じられないが、今年10月までのセールスが期待通りの伸びを見ない場合、今年通年の154万台の販売目標は下方修正される。
BALは向こう4-5年間に従業員数を現在の1万3500人から約1万人にカット、納入業者の数も285社から200社に縮小、一層のコスト削減を図ると言う。
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