2002-09-02 ArtNo.29614
◆ワールプール、ビデオコン凌ぎ洗濯機市場シェア・トップに
【ムンバイ】年商800クロー(US$1.6億)のインド洗濯機市場は過去2年成長が停頓しているが、VideoconやBPL等の地元ブランドのシェアが縮小、替わってWhirlpoolやLG Electronics等の外国ブランドのシェアが拡大している。
エコノミック・タイムズとインディアン・エクスプレスが8月30日、市場調査会社ORG Margの報告を引用し伝えたところによると、Whirlpool Indiaの今年6月の市場シェアは23%と昨年同月の16%を7%ポイント上回り、トップに浮上、これに対して地元Videoconのシェアは昨年同月の36%から20%に縮小、2位に後退した。3位には昨年同月の14%から18%にシェアを拡大したLGがつけ、以下Samsung10%、BPL5%、National Panasonic4%、Electrolux3%と続いた。半自動セグメントに限って見るとVideoconのシェアが23%でトップ、WhirlpoolとLGが各20%で2位を分け合った。全自動セグメントでは、Whirlpoolが34%のシェアでトップに立ち、IFBが23%で2位、以下、LG9%、Samsung8%の順。
今年上半期の洗濯機市場全体を通じたシェアはWhirlpoolとVideoconが各22%で拮抗、LGが17%で続き、IFBは4%だった。ちなみにこれに先立つ半年間のWhirlpoolのシェアは19%、Videoconは25%だった。半自動セグメントではVideoconが25%、Whirlpoolが21%、LGが19%で、全自動セグメントではWhirlpoolが31%でトップ、IFBがこれに続き、LGとVideoconのシェアは8%と7%だった。
今年4月/5月/6月の洗濯機市場全体を通じたWhirlpoolのシェアは22%/22%/23%、Videoconは各月ともほぼ20%のレベルを維持、LGは20%/19%/18%、Samsungは8%/9%/10%だった。
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