2002-09-02 ArtNo.29607
◆IOC、パラディープ製油所の完成期日をさらに繰延
【ニューデリー】Indian Oil Corporation (IOC)はオリッサ州Paradipにおける日量18万バレルの 製油所の完成期日を2007-08年に再度繰り延べた。
エコノミック・タイムズが8月29日報じたところによると、IOCは当初2003年3月末までに完成させる予定だったが、税制優遇条件を巡る州政府との意見の相違から1年延期、その後さらに2007年3月末までさらに延期していた。しかし先週木曜(8/29)、IOCオフィシャルは、2007-08年に商業生産が開始できるよう期待していると語った。同筋によると、今回の延期理由は、設備能力の過剰。インド国内の石油製品販売は、今年初4ヶ月(2002/4-7)に2.2%の成長を見たものの、過去2年間連続縮小している。こうした中でIOCの既存製油所は目下85%の稼働率で操業しており、民間製油会社Reliance Petroleumはその製品の輸出を強いられている。このため新製油所は第11次5カ年計画期間にフル稼働することになると言う。
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