2002-08-30 ArtNo.29595
◆アダプテック、インドにおけるR&D業務を大幅に拡大
【ニューデリー】米国カリフォルニア州を拠点にコンピューター・コンポーネントの製造を手がける年商7億400万米ドルのナスダック登録企業、Adaptec Incは、今年末までにアンドラプラデシュ州Hyderabadにおけるソフトウェアの研究開発(R&D)業務を2倍に拡大、カルナタカ州Bangaloreにも新たに研究施設を設ける。
インディアン・エクスプレスが8月28日伝えたところによると、SCSI (Small Computer System Interface)技術のパイオニアとして知られ、サーバー、記憶装置、ネットワーキング装置等の製造を手がけるアダプテックのアジア太平洋地域マーケッティング・マネージャー、H K Tan氏はこのほど同紙に以上の消息を語った。それによると、ハイデラバードR&Dセンターのエンジニアは今年末までに現在の40人前後から約100人に増員され、バンガロールの新センターには別に25人前後のエンジニアが配置される。
アダプテックは最近またインドにおけるマーケッティング、ディストリビューション・ビジネスに乗り出した。現在インドで販売されているアダプテック製品の大部分は複製品や偽物だが、全国的なサーポート網を設け純正品の供給に乗り出す。
アダプテックは、SCSIアダプター・カード、高速データ・アクセス用コントローラ・チップ、RAID (Redundant Array of Independent Disk)コントローラ、データ冗余度(data redundancy)/データ保護外部装置等の製造を手がけ、IPストーリッジ・アダプター、ファイバー・チャンネル・アダプター、マルチ・ポート・ネットワーク・インターフェース・カード等のストーリッジ・インターフェース・ソリューションも提供している。
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