2002-08-30 ArtNo.29591
◆現代、大宇Matizの下取り通じSantroの販促計画
【ニューデリー】Hyundai Motor India Ltd(HMIL)は、Daewoo Matizの下取りスキームを通じて、Santroを売り込み、不安な情況に置かれているDaewoo顧客のハイジャックを計画している。
インディアン・エクスプレスが8月28日伝えたところによると、同構想の下、HMILのディーラーは、車齢2-3年のDaewoo Matizを下取りし、Santroを販売する。HMILのバンキング・パートナーを務めるIndustrial Credit and Investment Corporation of India(ICICI)が下取りスキームの詳細を詰めていると言う。
HMILのBVR Subbu社長は、ハイジャック計画への関与を否定する一方、ディーラー・レベルでその種の計画がなされている可能性を示唆した。またICICI幹部は、「Matiz下取り計画は通常の中古車の下取りと変わりない」と語った。
市場筋は、Matizオーナーは同モデルを早期に手放すことを欲しており、Hyundaiはこうしたオーナーらが、Maruti ZenやTata Indicaに乗り換えるのを阻止することを図っていると語る。またHyundaiの複数のディーラーはMatiz下取りスキームを既に試験的に実行していると言う。
|