2002-08-27 ArtNo.29583
◆Scandent、MatrixOneとマーケッティング合弁契約
【ムンバイ】Scandentグループは、Nasdaq登録のMatrixOneと、後者のライフサイクル・マネージメント製品のインドにおける販売と据え付けに関わる合弁契約を結んだ。
エコノミック・タイムズが8月25日報じたところによると、MatrixOneはエンジニアリング・デザイン会社向けツールを専門に手がけるソフトウェア・ベンダー。
ScandentはPepsiインド・オフィスの最高経営者(CEO)を務めた経歴も有するRamesh Vangal氏が欧州やインドの複数の企業を買収して組織した企業グループで、約800人のスタッフを擁する。Vangal氏は買収した企業の詳細をまだ公表していない。グループは情報技術(IT)サービス/ビジネス・プロセス・アウトソーシング/マーケッティング&セールス・コンサルティングを手がけ、特に戦略的なビジネス目的に照準を合わせ、複雑困難な問題を簡潔化するenabling technology(これまでできなかったことを可能にする技術/ある技術をさらに機能アップする技術)やenabling serviceに重点を置いている。
Vangal氏はベンチャー・キャピタル会社AtIndiaも経営しており、AtIndiaはHambrecht and Quist Asia Pacific(H&Q)をリード・インベスター兼戦略パートナーにしている。AtIndiaはこれまでに6、7件の投資を行っており、目下Dinesh Dalmiaと、DSQ Softwareの買収交渉を進めているとされる。
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