SEAnews 1995-08-30 ArtNo.2958

【バンコク】コンピュータ、ＩＴ(情報技術)製品の流通を手掛けるDatamat Groupはこれまで主に企業顧客にメインフレームや情報機器及びソフトウェアーを納入してきたが、目下ハイテク・ホーム・プロダクツ市場の開拓を目指し、組織の再編を進めている。
同グループは、コンピュータの納入を手掛ける親会社のデータマット、コンピュータ及び周辺機器、マルチメディア／視聴覚機器の卸し／小売り業務を手掛けるデータマット・マーケッティング、ノキア900ＭＨ(ﾒｶﾞﾍﾙﾂ)セル式電話ハンドセットをシナワトラ・グループに納入するＮＴＬコンピュータ等から成るが、新たにカナダ企業Ａｎｎｏｖaインターナショナル・ホールディングズと合弁でデータマット・テクノロジーを設立、マルチメディア製品やインターアクティブ・エンターテーメント機器等のホーム・ユーザー市場の開拓を図る。アナログ及びデジタル・モービル・フォーンの販売を専門に手掛けるユニバーサル・テレコムも新設される。また別の新会社データランドはロビンソン、セントラル・プラザ、ザ・モール等の百貨店にデータランド・コーナーを設け、ハイテク製品を販売する計画で、これら百貨店との交渉を進めていると言う。(BD:8/29)