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2002-08-27 ArtNo.29574
◆LNミタル氏、南アフリカ鉄鋼会社Iscorの支配権掌握に注力
【ヨハネスバーグ】有力なインド系国際鉄鋼ビジネスマン、Laxmi Mittal氏は、南アフリカの大規模鉄鋼会社Iscorの支配権益を間もなく掌中に収めるものと見られる。
エコノミック・タイムズが8月25日伝えたところによると、Iscorは、ミタル氏が昨年多額の資金を注入した時、10年以上に及ぶ最悪の経営難に陥っていた。元国営会社は鉄鋼会社Iscorと鉱山会社Kumba Resourcesに分離されが、ミタル氏は現在Iscorの35%のシェアを握り、2人の代表を取締役会に送り込んでいる。仮にIscorの利益水準が所定のレベルまで回復するならミタル氏はさらに10%のシェアを取得することを認められ、Iscorの経営権を完全に掌握することになる。
ミタル氏が傘下のLNMグループを通じ新資金を注入したことにより、またLNMグループの世界的ネットワークを通じたバックアップも奏功し、Iscorの2001-02年の営業利益は、前年の6億900万ランドから2倍以上の13億ランドに拡大した。ロンドン拠点のミタル氏は、このほどヨハネスバーグを訪れ、Iscor経営陣からこうした経緯について説明を受けた。
地元の日刊紙Business DayにIscorのLouis van Niekerk重役(CEO)が語ったところによると、サイドラインにとどまることを欲せず、ビジネスに直接関与、支配権益を掌握するミタル氏のスタイルからして、同氏はさらにIscorの10%のシェアを手に入れ、Iscorを掌中に収めるものと予想される。
しかし、ミタル氏自身は、「Iscorを巡る長期戦略についてはまだ最終決定を下していない」と語った。それによると、Iscorは既にLNMグループの一部と考えられており、時機を見てIscorに対する投資方針を決定するが、それが何時かはまだ決めていない。LNMとIscorの代表はこれまでに22回にわたり会談、鉄鋼製品のマーケッティングやその他の問題に関して意見を交換した。LNMグループは、技術支援協定を通じ、Iscorの収益を一層改善させることに力を集中すると言う。
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