2002-08-26 ArtNo.29567
◆Videocon、US$1632万投じSalt Lake冷蔵庫製造施設拡張
【コルカタ】地場大手家電会社Videocon Internationalは、80クロー(US$1632万)を投じて西ベンガル州Salt Lakeの製造施設を拡張する。
ビジネス・スタンダードが8月23日伝えたところによると、Salt Lake工場のGoutam Sengupta重役(CEO)は同紙に以上の消息を語った。それによると、拡張工事は既に進められており、今年12月までに操業を開始する。sensi-flow技術を採用した新製造施設は年間10万台の冷蔵庫を製造でき、西ベンガル州初の冷蔵庫製造施設になることから、東部市場のシェア拡大に大いに寄与する見通しだ。7000ルピー以下の165リター冷蔵庫を発売する計画で、低価格セグメント市場のシェア拡大を図る。
目下、同社の国内冷蔵庫市場のシェアは15%で、東部地区におけるシェアは全国平均を下回る。新製造施設が完成すれば、ロジスティクス問題が解決する。バンガロール工場で製造された冷蔵庫を東部地区で販売すれば、価格は1000ルピー嵩むが、新施設が稼働すれば、同コストを削減できる。このため東部地区における年間販売台数を20万台に拡大できる見通しだ。しかし東部地区はインド国内冷蔵庫市場全体の10%を占めるのみのため、同社の全国的な市場シェアはそれほど大きな影響を受けない。
ビデオコンが1999年にPhilipsから買収したSalt Lake工場では、目下Sansui商標のカラー・テレビが月間5万台が製造されている。新規投資により直接100人、間接に500人の就業機会が創出される。西ベンガル工業開発公社のSomnath Chatterjee会長によると、ビデオコンと、州内における他のプロジェクトに関する交渉も進めていると言う。
|