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1995-08-30　ArtNo.2956

【バンコク】セメント不足問題を担当する政府専門委員会は28日、タイ南部におけるセメントの急騰に対処するため、サイアム・セメントPlcに工場出荷価格を1袋当たり4バーツ、もしくはトン当たり80バーツ値下げするよう求める方針を決定した。
チューチープ・ハンサワット商業相がこの日明らかにしたところによれば、サイアム・セメント以外のセメント会社3社にも、早急に南部の需要に応じるよう勧告される。また鉄道網を利用し、1日2000トンのセメント輸送を確保するよう運輸通信省に協力が要請される。来年にはサイアム・セメントの製造能力が拡大されるため、セメント不足は解消されるものと見られる。南部の年間需要は1999年までに400万トンに達する見通しだが、サイアム・セメントの生産量だけでも220万トンが見込まれ、これにはナコン・シ・タマラート工場の生産量は含まれていないと言う。(BD:8/29)

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