2002-08-23 ArtNo.29557
◆IndSwift、Socrusと共同でシプロフロキサシン筋肉注射薬商業化
【ムンバイ】インド北部をベースにする地場製薬会社Ind-Swift Ltd(ISL)は、マドヤプラデシュ州Indore拠点のSocrus Pharmaceuticalsと、後者が開発した抗菌薬シプロフロキサシン(Ciprofloxacin)の新薬物送達システム(NDDS:new drug delivery systems)“cipro-IM”の臨床試験や商業化に関する協力協定を結んだ。
ビジネス・スタンダードとインディアン・エクスプレスが8月20日消息筋の言として報じたところによると、Socrus Pharmaはシプロフロキサシンの筋肉注射(IM:intramuscular)投与方式を開発、インドと米国におけるCipro-IMの特許権を申請した。
両社は間もなく毒性調査を開始する。政府公認のR&Dセンターを保持するISLは調査研究と臨床試験が完了したなら、Cipro-IMの製造・マーケッティングを引き受け、Socrus Pharmaにロイヤルティーを支払う。Cipro-IMは静脈注射方式(IV:intravenous)にとってかわるものと見られる。cipro-IVの国内市場は現在80~100クロー(US$1631万-2040万)、国際市場、取り分け中国/ロシア/独立国家共同体(CIS)/南アフリカの市場規模は1000クロー(US$2.04億)を超える見通しと言う。
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