【コルカタ】Haldia Petrochemicals Ltd (HPL)のプロモーターは20日、債権金融機関代表と会談、9月30日までに滞納した230クロー(US$4691万)の利子支払いを約束した。
ビジネス・スタンダードが8月21日報じたところによると、HPLのTarun Das会長、HPLの主要プロモーター、The Chatterjee Group (TCG)のPurnendu Chatterjee氏、及び西ベンガル州政府商工部のJawahar Sarkar次長はこの日の債権金融機関代表と会談した際、いわゆる第4の出資者を迎え入れる問題も9月までに決着させることを約束した。ちなみにHPLにはTCGと西ベンガル州政府が各43%、タタ・グループが14%出資している。HPLへの出資に関心を寄せるIndian Oil Corporation (IOC)のM S Ramchandran会長は21日に西ベンガル州政府のBuddhadeb Bhattacharya首席大臣と会談することになっていた。また別の政府系企業Gas Authority of India Ltd(GAIL)も、HPLに10%出資する意向を表明している。
HPLのDas会長はこの日の会議の席上、新たな戦略パートナーを迎え入れる問題は間もなく解決するとの見通しを示した。プロモーターらは、石油化学の景気の周期は上昇に転じており、先行きは明るいと強調、HPLの財政危機を乗り切るため債権金融機関に一層の協力を求めた。この日の会議には、Industrial Development Bank of India(IDBI)、Industrial Credit and Investment Corporation of India(ICICI)、Industrial Finance Corporation of India (IFCI)、State Bank of India(SBI)を含む主要債権金融機関の代表が参加した。