SEAnews 2002-08-23 ArtNo.29546

【ムンバイ】今年第2四半期(2002/4-6)のインドにおけるサーバー売上は、アジア太平洋地域における売上が全体として下降線を辿ったにも関わらず、昨年同期の5052万米ドルとほぼ同レベルの5032万米ドルを記録した。
ビジネス・スタンダードが8月20日伝えたところによると、市場調査会社Gartner Dataquestはその最新レポートの中で以上の消息を伝えている。それによるとアジア太平洋地域の第2四半期のサーバー販売額は昨年同期の11億6000万米ドルから10億9000万米ドルに、5.7％下降した。これは主に中国における販売が3億8654万米ドルから3億3268万米ドルに13.9％、台湾におけるそれが9109万米ドルから7225万米ドルに20.7％、香港のそれが6723万米ドルから5460万米ドルに18.8％、それぞれ下降したため。
しかし、オーストラリア、韓国、シンガポールの第2四半期のサーバー販売はプラス成長を記録、特にシンガポールでは、4058万米ドルから5136万米ドルに最大の伸びが記録された。
メーカー別ではＩＢＭが市場シェア36％でトップの座を維持した。合併後のHP-Compaqのシェアは昨年同期の32％から28％に下降したが、同社にとって真の試金石は第3四半期と見られる。第3四半期にはより多くの再編措置や新戦略が実行に移され、これらの真価が問われることになる。またSunのサーバー売上は、他社を遙かに凌ぐ20％の成長を見た。