2002-08-22 ArtNo.29534
◆Baidyanath、米国企業とマーケッティング協力協議
【ニューデリー】年商200クロー(US$4079万)のShree Baidyanath Ayurved Bhawan Ltd(SBABL)は、米国市場開拓を目指し、米国ニュージャージー州拠点の生物科学調査会社Xeta Pharmaceuticals(XP)とマーケッティング協力交渉を進めている。
ビジネス・スタンダードが8月14日伝えたところによると、西ベンガル州Kolkata拠点のSBABLのAnurag Sharma重役(ED)は同紙に以上の消息を語った。それによると、交渉は最終段階を迎えているXP社は単にマーケッティングにとどまらず、臨床試験や調査を手がけ、特許権問題も引き受ける。このためSBABLは米国市場を積極的に開拓できる。
SBABLはコレステロール過多、不眠症、心血管障害、糖尿病、リューマチ等の治療に用いられるAyurvedanta商標の一連の新薬を近く発売する。同社はこれまでにこれら12薬品の研究開発(R&D)や検査に5クロー(US$102万)を投資しており、製造は同社の既存工場で行われる。
SBABLはまたハーバル・ベースの化粧品やスキンケア/ヘアケア製品をPuma商標で発売する。同社は創業14年のPumaを昨年買収、後者の製品を改めてインド市場に投入する。
アーユルヴェーダ(ayurveda)薬品700種類以上を販売、世界最大のアーユルヴェーダ薬品メーカーをもって任じるSBABLは、Ayurvedanta/Pumaの2ブランドだけで初年度に15クロー(US$306万)の売上を見込んでいる。
創業80年のSBABLはその製品をシンガポール、タイ、バングラデシュ、ネパール、西アジア等に輸出しているが、異なる商標でその製品を発売するのは今回初めてのこと。
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