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2002-08-16 ArtNo.29507
◆ヒーロー・ホンダ、ライバル各社の攻勢でシェア縮小
【ムンバイ】Bajaj Auto Ltd(BAL)、TVS、Yamaha等のアグレッシブなマーケッティングとハイプロファイルな新製品の投入により、国内最大のモーターサイクル・メーカー、Hero Honda Motors Ltd(HHML)がマーケット・シェアの縮小を強いられている。
エコノミック・タイムズが8月14日伝えたところによると、TVS Victor、Bajaj Pulsar／Boxer、Yamaha Crux R等、ライバル他社のハイデシベルな新製品売り出しに加え、クリケットのヒーロー、Sachin Tendulkar等、有名人も動員した販促キャンペーンは、モーターバイクの新規需要を創出する一方、マーケット・リーダーのシェアも縮小させた。今年第1四半期(4002/4-6)のＨＨＭＬのシェアは、昨年同期の51.6％から46.3％に縮小、これに対してＢＡＬのシェアは21.7％から23.3％に拡大した。
今や消費者はより多くのオプションを提供されており、ＨＨＭＬも値下げによる販促を強いられている。ＨＨＭＬは今月、Passionを1000ルピー値下げしたが、市場筋はSplendorが値下げされる可能性を予想している。ＨＨＭＬが値下戦略を採用するなら、他のプレーヤーもさらに値下げせざるを得なくなる。ＢＡＬはBoxer購入者に2000ルピーのディスカウントを提供するとともに、Caliber及びCroma購入者に無利子ローンを提供している。Yamahaは最近、Crux Rを500ルピー値下げ、TVSもMax 100の2000ルピー割引を認めた。
バイク販売は昨年(2001-02)41％の伸びを見たが、今年は25～30％に成長が鈍化する見通しで、向こう3年間に、ＨＨＭＬやＢＡＬは20～22％の成長が予想されると言う。
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