【ニューデリー】Software Technology Parks of India (STPI)が全国に設けたソフトウェア・パークからの昨年(2001-02)のソフトウェア輸出総額は、2万9523クロー(US$60.21億)と、一昨年(2000-01)の2万51クローに比べ47%成長した。
ビジネス・スタンダードが8月14日STPIのステートメントを引用し報じたところによると、STPIはインドのソフトウェア輸出全体の約80%を占めている。地域別輸出額を見ると、カルナタカ州が9904クローでトップ。以下、2位タミールナド州5014クロー、3位マハラシュトラ州4603クロー、4位アンドラプラデシュ州2805クロー、5位ハリヤナ州2140クロー、6位ウッタルプラデシュ州2000クロー、7位デリー1750クローと続く。この他、西ベンガル州、ケララ州、オリッサ州、マドヤプラデシュ州、ラジャスタン州等からの輸出も顕著な成長を見、グジャラート州、パンジャブ州、ポンディシェリー等の地域もソフトウェア輸出に貢献し始めた。
STPIスキームの下、輸入関税の100%免除、地方税の免除、法人税の免除(2010年3月まで)、各種手続きのワン・ストップ処理等の奨励措置が適応される。2002年3月までにSTPI内に約7200の輸出ユニットを設けることが認められ、約3500ユニットが実際に輸出を開始していると言う。