2002-08-15 ArtNo.29497
◆Bhairon Singh Shekhawat氏、第12代副大統領に当選
【ニューデリー】全国民主連盟(NDA)が推薦したインド人民党(BJP)出身のBhairon Singh Shekhawat氏(79)が12日、第12代副大統領に選出された。
インディアン・エクスプレスとビジネス・スタンダードが8月13日伝えたところによると、BJP出身者が副大統領に就任するのは初めてのこと。
ラジャスタン州の首席大臣を務めた経歴を有するShekhawat氏は、国会上下両院議員788人中454人の支持を得、305票を獲得した野党陣営の共同推薦候補Sushil Kumar Shinde氏(国民会議派)を破り、当選を果たした。Shekhawat氏の得票数はTrinamool Congressの10人の議員が鉄道支線工事を巡る紛糾で投票をボイコットしたにも関わらず、NDAの合計票数を約40票上回っており、野党陣営の少なからぬ議員が同氏を支持したことを窺わせる。
Shekhawat氏は当選を果たした後、「自分は参政以来多くの友人を作り、決して敵を作らなかった。こうした友人のお陰で選挙に勝利できた」とコメントした。Shekhawat氏は最近亡くなった前任者Krishan Kant氏に代わり8月19日に新副大統領に就任する。
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