2002-08-13 ArtNo.29480
◆農業企業、ICARと提携し総合的害虫管理技術振興
【ニューデリー】複数の農業企業がインド農業研究評議会(ICAR:Indian Council of Agricultural Research)と提携し、総合的害虫管理(IPM:integrated pest management)技術の普及に乗り出した。
ビジネス・スタンダードが8月8日伝えたところによると、IPMは殺虫剤の最低限の使用により農作物の収量を拡大、環境破壊を防止するとともにコストの削減を図る。全国農業技術計画(NATP:National Agricultural Technology Project)の下、3.6クロー(US$73万)を投じ、IPM技術の普及が図られる。Biotech International、Dhanuka Group、Excel Industries、Monsanto、Syngenta India等の農業関連企業が同イニシアチブに参加、経験や材料の提供を通じ、一般農民へのIPM技術の普及を図る。ICAR傘下のIPM全国センター(NCIPM:National Centre for IPM)や国営農業大学が実行機関を引き受けると言う。
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