【ムンバイ】Reliance Industries (RIL)は欧州連合(EU)が暫定反ダンピング税と相殺関税を課すことを決めたインドPTY(polyester texturised yarn)輸出業者10社の筆頭に名を連ねている。
インディアン・エクスプレスが8月10日伝えたところによると、暫定反ダンピング税と暫定相殺関税は2002年8月2日より発効する。RILには最高の19.1%の反ダンピング税が課され、また最も低い15.7%の反ダンピング税が課されたIndo Ramaには相殺関税も課される。今回の反ダンピング税および相殺関税の適応は、ブリュッセル拠点のInternational Rayon and Synthetic Fibres Committeeの訴えに基づくもの。
インドの業界組織、Synthetic Rayon and Textiles Export Promotion Council (SRTEPC)はEUの措置に抗議する方針を決めた。SRTEPCのSanjeev Saran会長によると、EU当局は向こう3週間に新措置に対する抗議を聴取すると言う。