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2002-08-13 ArtNo.29469
◆鉄鋼価格、今年末にピークに:Tisco幹部
【ニューデリー】アジアの鉄鋼価格は今年末にピークに達し、熱間圧延(HR)コイルはトン当たり290-300米ドル、冷間圧延(CR)コイルは同360米ドルをマークするものと見られ、その際にはインドの国内価格もピークに達する見通しだ。
エコノミック・タイムズが8月10日報じたところによると、Tata Iron & Steel Co(TISCO)の幹部は、鉄鋼価格が向こう数カ月間にピークに達するものと予想した。それによると、こうした見通しの根拠としては様々な要因を挙げることができる。例えば、アジアにおける鉄鋼生産は急増しており、このことは将来の鉄鋼価格の上昇を抑制する要因になる。今年初5ヶ月(2002/1-5)の世界の粗鋼生産は3.4%増の3億5650万トンをマークしたが、アジアに限っては12.3%増の1億5140万トンが記録され、特に中国では28%の成長が見られた。
これまで生産を停止もしくは削減して来た米国鉄鋼産業も、世界的な鉄鋼市況の復調で生産を拡大する可能性があり、そうなれば世界的な供給過剰が再燃、価格に下方圧力がかかる恐れがある。
エンド・ユーザーの在庫は膨張し、それに反して鉄鋼生産者の在庫は引き続き下降線を辿っている。
国内鉄鋼業界は、価格動向を慎重に見守っており、今では値上げよりも現在の価格維持に関心を抱いていると言う。
SalomonSmithBarneyの最近の鉄鋼レポートによると、国内鉄鋼業界は今年第1四半期には損失を計上したが、第2、第3四半期にはより良好な業績を報告するものと予想される。価格の上昇と需要の改善が、インド鉄鋼業界の業績改善のキー・ファクターになっており、次期会計年度第1四半期には鉄鋼消費量が6~8%アップする見通しと言う。
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