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2002-08-12 ArtNo.29457
◆熱間圧延コイル価格を再引き上げ
【ニューデリー】インドの主要鉄鋼会社は、全国の広範な地域を襲った旱魃の影響が懸念されているにも関わらず、8月1日より熱間圧延(HR)コイルのトン当たり価格を平均500ルピー(US$10.20)引き上げた。HRコイル・メーカーは今会計年度に入って以来、4月、5月、6月にも値上げを行った。
ビジネス・スタンダードが8月7日報じたところによると、HRコイルの下流部門ユーザー、例えば冷間圧延(CR)製品やステンレス・スチールのメーカーもこれに伴い、それぞれ製品価格をトン当たり200~300ルピー引き上げた。
HRコイルの国際価格は過去数ヶ月間に20%以上値上がりしており、Steel Authority of India Ltd (SAIL)のArvind Pande会長は「今回の値上げはほんの微調整であり、昨年アブノーマルなレベルにまで下降した鉄鋼価格を、ノーマルなレベルに回復を図っているに過ぎない」と指摘した。
SAILのPande会長もEssar Steelスポークスマンも「市場は、トン当たり500ルピーの値上げを十分吸収できる」と自信を表明したが、国内最大のステンレス・スチール・メーカー、Jindal StripsのArvind Parakh財務担当取締役は「大型家電製品の需要は軟化する可能性が有り、そうなれば鋼板メーカーも影響を受けるだろう」とコメントした。
業界アナリストは、また、輸出市場、取り分け中国が需要を牽引するものと予想する。中国は最近インドの主要鉄鋼輸出市場として浮上している。
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