SEAnews 1995-08-30 ArtNo.2945

【シンガポール】ＩＢＭは当地のＰＣ(ﾊﾟｿｺﾝ)工場に向こう2～3年間に800万米ドルを追加投資する。
ＩＢＭパーソナル・コンピュータ・カンパニー・アジア・パシフィックのスコット・ポール取締役が28日語ったところによると、6月にシングル・シフトで操業を開始したスノコ工場(3万平方ﾌｨｰﾄ)は、年内は労働者25人のシングル・シフトでフル操業を行ない、製品はＡＳＥＡＮおよび南アジア向けに輸出する。シフト数を増やすことにより来年は生産能力をさらに拡大できる。目下、同工場ではデスクトップ2モデル、ＩＢＭ－ＰＣ100とＩＢＭ－ＰＣ300が製造されているが、他のデスクトップ・モデル、サーバー、携帯型製品の地域流通拠点としても機能する。
一方、最近稼働したカキブキ工場(投資額US$2億/2万1700平方ﾌｨｰﾄ)ではワークステーションなどに使用されるハイエンドのディスク・ドライブが世界市場向けに生産されている。従業員は現在の1300人から96年末までに2500人に増員されると言う。(ST,BT:8/29)