【ムンバイ】マハラシュトラ州Mumbai拠点のGENXT Power India(GPI)は、2003年4月までにインド初の電動二輪車を発売する計画だ。
ビジネス・スタンダードが8月2日報じたところによると、インド人非居住者(NRI)グループにより設立されたGPIは、最初の電動モーターサイクル・モデル“GENXT 800M”を4万ルピー(US$816/税を除く)で発売する予定だ。同製品は1回2時間の充電で90キロ走行できる。また来年末までにエントリー・レベルの電動モーターサイクルを2万5000ルピー(US$510)、バッテリーとガソリン双方を利用できるハイブリッド・モーターバイクを5万5000ルピー(US$1122)で、それぞれ発売することを計画している。
GPIはマハラシュトラ州Pune近郊Baramatiに15クロー(US$306万)を投じて設けた年産能力5000台の工場でこれらのモデルを製造する。電動二輪車の最重要部分を成すバッテリー・キットは、ムンバイ拠点のMintage Electro Equipmentsから供給を受ける。GPIのVishwas Panse社長によると、プネーのAutomotive Research Authority of India (ARAI)の認可は今年12月までに下りる見通しと言う。