【グルガオン】ハリヤナ州政府はManesarにおける産業モデル都市(IMT:industrial model township)から、一部の工業施設/住宅・商業地区を分離し、“New Gurgaon”と命名するとともに、元々の城塞都市とハリヤナ都市開発局(HUDA:Haryana Urban Development Authority)が開発した住宅地区及び民間高級住宅地(posh private colonies)を従来のGurgaonの傘下に収める方針だ。
エコノミック・タイムズが8月3日、ハリヤナ州工業開発公社(HSIDC:Haryana State Industrial Development Corporation)のHarbakash Singh重役(MD)の発言を引用し報じたところによると、ニュー・グルガオン開発構想は、ハリヤナ州政府が立案した3000エーカーの特別経済区(SEZ)開発計画に対して中央政府の商工省が設けた条件を満たすために考案されたもの。
商工省が提起した条件の1つには、SEZ内で勤務することになる管理職や労働者がSEZにアクセスできるよう、SEZ内に設けられる2000社前後の輸出志向ユニット(EOU)を国外と見なすと言うことが含まれる。しかし政府はGarhi Harsaruに鉄道の終着駅を設け、SEZ内の全ての企業の輸出入のニーズに応じるオプションをキープする。HSIDCはIMT Manesarをニュー・グルガオンとして開発する野心的構想を抱いている。同構想の一部を成す某プロジェクトは首都圏(NCR:National Capital Region)地域委員会(regional board)の承認を得ており、このことはIMTを含む1万ha近い地域に接続手段と、独立の都市インフラが提供されることを意味する。
ハリヤナ州のOP Chautala首席大臣は中央政府に対し、IMTを包含した総合的な特別経済区(SEZ)の開発を認めるようロビーを展開しているものと見られる。
Industrial Development Bank of India(IDBI)はHSIDCが多国籍企業やその子会社の資金需要に、現在の15%を下回る8%の優遇金利で応じられるようHSIDCに対する出資を拡大することを認めたと言う。