SEAnews 2002-08-05 ArtNo.29421

【ニューデリー】O P Jindalグループ傘下のJJindal Steel & Power Ltd (JSPL)は、債務再編計画の一環としてUTI Bank及びExim Bankから年利約9.5％で新規借入を行い、これ以前にICICI Bankから年利14％で借り入れた60クロー(1224万)を、繰り上げ返済した。
ビジネス・スタンダードが8月2日、JSPLのSushil K Maroo財務担当副社長の言を引用し報じたところによると、鉄鋼市況の回復が、同社の債務再編計画に寄与しており、これにより収益性の改善も図れると言う。
JSPLは内部資金を利用して年利13％の優先株の買い戻しも行う計画で、既に今会計年度に入って以来15クロー(US$306万)を支払った。
今年第1四半期には、100クロー(US$2040万)を投じて設けたミニ高炉が稼働、8月には35クローを投じて設けた石炭洗浄施設も操業を開始した。12月までにはレール製造施設も操業を開始する予定で、Indian Railwaysとレールの納入交渉を進めている。目下のところ、新規プロジェクトは存在しない。
第1四半期の海綿鉄生産は138万トンと、昨年同期の129万トンを上回った。