2002-08-05 ArtNo.29420
◆UTI不良資産、Essar/Ispat/Jindalがリード
【ニューデリー】インド最大の投信会社Unit Trust of India(UTI)の昨年(2001-02)の不良資産(NPA)は、主にEssar/Ispat/Jindal/DCM/Lloyds/RP Goenka等の指導的ビジネス・ハウスが返済を怠ったことから、グロスで6624.37クロー(US$13.5億)、ネットで712.56クロー(US$1.45億)を記録した。
インディアン・エクスプレスが8月2日、伝えたところによると、UTIのM Damodaran会長は「UTIは問題資産の90%に引き当てを行っており、もし返済がなされれば、それはUTIの利益になる」と語った。
消息筋によると、EssarとJindalグループ企業が関わる不良資産だけで、各775クロー以上にのぼる。グロス不良債権の大きな部分が赤字経営の鉄鋼会社によるもので、これらにはEssar Steel(550クロー=US$1.12億)/Jindal Iron & Steel(407クロー=US$8301万)/Jindal Vijaynagar Steel(374クロー=US$7628万)/Ispat Industries(340クロー=US$6935万)/Malvika Steel(286クロー=US$5833万)/Mukand(161クロー=US$3284万)が含まれると言う。
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