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1995-08-29　ArtNo.2941

【マニラ】インドネシアのサリム・グループと日本電信電話の合弁に成るスマートは向こう2年間にフィリピンのセル式電話市場を制覇する勢いを示している。
ユニオン・バンク・オブ・スイッツランド(UBS)の報告によれば、フィリピン長距離電話会社ＰＬＤＴ子会社のピルテルは1988年からサービスを開始しているものの、営業開始以来僅か1年半のスマートの急成長で、トップの座を脅かされている。スマートは過去1年間に、ピルテルの34％を遥かに上回る成長率を達成、契約者を2倍の7万人に拡大した。フィリピンのセル式電話ユーザーは年率57％の成長を見、昨年6月時点でおよそ29万4000人に達した模様だが、内15万2000人がピルテルの契約者となっている。スマートの料金はハイエンドでもローエンドでも各社中最低と言う。(BT:8/28)

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