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2002-08-01 ArtNo.29396
◆Indal、オリッサ州アルミ精錬施設の拡張決定
【ムンバイ】A V Birlaグループ企業Indian Aluminium Company (Indal)の取締役会は、オリッサ州Hirakudに設けたアルミニウム製錬施設のキャパシティーを現在の年間3万トンから5万7200トンに拡張することを承認した。
ビジネス・スタンダードが7月31日報じたところによると、Hindalco Industries Ltd(HIL)の子会社Indalの製錬キャパシティー拡張は、操業を停止しているカルナタカ州の精錬所から電気坩堝を移転することにより実現される。Indalの製錬能力は今年9月末までに坩堝の移転が完了するのに伴い2倍に拡大される。電力コストの高騰で1995年に操業を停止したカルナタカ州Belgaumの製錬施設には約400坩堝が存在する。Indalは既に坩堝の移動作業に着手しており、最初の200坩堝の移動に170クロー(US$3467万)を投じる方針を決めている。Belgaum工場は独自の発電施設を持たないが、Hirakud精錬所は67.5MWのキャプティブ発電施設を有する。
Indalは、ボーキサイトの採掘から、アルミナ製錬、発電、アルミニウム精錬、シート/フォイル製造、押し出し成形、アルミニウム・スクラップの再生等、アルミ関連の全てのプロセスを手がけており、垂直統合型コンプレックスを形成している。取り分け特殊アルミナ化学品やアルミ製シート/フォイル/押し出し成形等、付加価値領域で市場をリードしている。Indalの74.6%のシェアを握るHindalcoは最近、1株120ルピーで、残余シェアの公開買い付けを提案した。
今年第1四半期(2002/4-6)の純益は24.01クロー(US$490万)と、前年同期の28.66クローを16.22%下回った。同社は今年5月27日にオリッサ州を襲った強風で電力供給が途絶えたことを減益の主因と説明している。
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