【チャッティースガル】国営鉱山会社National Mineral Development Corporation (NMDC)は、チャッティースガル州Bastar県Jagdalpurにロシアの技術を導入し同社初の銑鉄製造施設を設ける。
インディアン・エクスプレスが7月30日、NMDCのShiv Om Garg重役(GM)の言として伝えたところによると、第1期プロジェクトでは2年内の稼働を目処に年産15万トンの施設が設けられ、最終的に年産95万トンに拡大される。第2期プロジェクトは、第1期分が稼働した後着手される。しかしGarg氏は具体的投資額を示すことを避けた。
1958年にBailadilaにおける鉄鉱プロジェクトを開始したNMDCは、カルナタカ州Donimalaiでも鉄鉱プロジェクトを手がけている。NMDCは、オーストラリアやブラジルを追い越し、インドを世界一の鉄鉱石市場にすることを目指している。ちなみに現在インドは第5位につけている。
NMDCは、インド国内ではVizag steel plant、Steel Authority of India Ltd (SAIL)、Metals and Minerals Trading Corporation (MMTC)、NACL等に鉄鉱石を供給している。
NMDCの2001-02年度売上は362クロー(US$7383万)、利益は300クロー(US$6119万)をマークした。同社は2年内に売上を900クロー(US$1.84億)に拡大する計画だ。