【ニューデリー】バジパイ首相は、全国の広範な地域を襲った旱魃の被害を深刻視し、臨戦態勢を敷いて救済措置を講じるため特別チームを設置した。
エコノミック・タイムズが7月30日伝えたところによると、Jaswant Singh蔵相は30日の国会上院で、以上の消息を明らかにした。それによると、L K Advani副首相を長とする専門委員会は、1)『最適な水管理』、2)『被災地住民の栄養摂取確保』、3)『就業機会の提供』、4)『財の創出』の4点を重点課題として対策を講じる。専門委員会には、この他、蔵相、農相、食料・民間供給相、農村開発相が加わる。政府は旱魃の兆候が生じた7月18日に不測事態対処計画を立案したが、その後情況は日に日に悪化した。深刻な旱魃の被害を受けた地域には、パンジャブ州、ハリヤナ州、ラジャスタン州、アンドラプラデシュ州、カルナタカ州、マハラシュトラ州、ウッタルプラデシュ州が挙げられる。